2016/03/24

『祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ』に行ってきた!


こんにちは!アンテナスタッフのふくだです!

きのう、ふくだは少しおでかけしました!

…というのも、連休明けの火曜にいつも通りランチをしながら、
「連休中に何してたトーク」をしていたところ、
鷲見が観に行った『祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ』が凄く良かったということを聞き、
「これは、絶対に行きたい!」と夜に展示スケジュールを確認すると、
今週水曜の23日で展示終了…。

次の日、またランチタイムに、そのことを鷲見に伝えると、
「特に差し迫った仕事が無いなら、この後見てきた方が良い!」とステキな言葉を頂き、

念願の!
『ブックデザイ』に!
これたー!!!



この『ブックデザイ』不思議な名前ですよね…

最初は <ブックデザイ展>→<ブックデザイ(て)ン> みたいな感じで、
展の「ん」がデザインの「ン」を兼ねてる的なやつかと思ったんですが、

この展覧会の正式名称は、先述の通り、
『祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ』。


え、展って既に入ってた!

いよいよ『ブックデザイ』の意味がわからない…
なぜ「ン」はハブられてしまったのか…


藤岡弘、さん的な、まだ未完成であって完結なんてさせないゼ☆!
みたいなことなのでしょうか…

うーん既に祖父江さんワールドの底知れなさを垣間みた気が…



残念ながら、館内は全面撮影禁止だったため写真は無いのですが、
展示内容は圧巻の一言でした…。

もう私のキャパシティでは全く処理が追いつかない程の、
こだわりとぶっ飛び感…。


一番その凄さを感じたのは、本文組のフォーマットを作成されている手描きの指定。
テーマが『断層』で、左右の本文の塊がそれぞれ若干傾いていて、
その時点で驚きですが、
それを更に「この点を中心に-1度回転」と
1度単位で修正されていたり、
「[、]はもっと細い方が良いです、そして気持ち下げて。」
「[を]は違う書体に変更。」
のように、1文字づつ書体や大きさ、縦横比など細かーく指定が入っていて、
もう見ているだけで混乱してしまいます。

とにかく、全ての作品が放つ熱量というか迫力が
それぞれ圧倒的なパワーを放っていて、
それが更に結構な作品数集められていて、
全てを見終わってスペースを出る頃には、頭がクラックラでした…


そんなプロフェッショナルな一面もありつつ、
アーカイブをズラッと展示しているスペースでは、
祖父江さんの一口コメントが各所に貼られていたのですが、
凄くユニークなコメントで、それを読むだけでも面白いです。

他にも、
スパイスをインクに混ぜて刷ってみた、カレー印刷や、
筆者が実際に剃ったヒゲを混ぜてみた、ヒゲ印刷など、
思わず「えっ?」と戸惑ってしまうような、
不思議実験作品があったり、

祖父江さんのワークスの中には、
マンガや雑誌、絵本などもあるため、
知らず知らずのうちに触れている作品がいくつも見つかり、
眺めているだけで楽しかったです!

この展覧会の図録も購入しましたが、
こちらも内容がもの凄いボリュームで、
一生物の教科書になりそうで、
開くたびにワクワクします!


写真は上から、展示解説書・今回購入した図録・フライヤーです。


今回の展示ではこのキャラクターが各所にいて、
かわいいなーこのイカ、でもなんでイカなんだろう…
と思っていたところ、
展示解説書にその答えが載っていました。


イカとか思ってて申し訳ないです…。
すっごくステキなお話で、浅はかな自分がなんとも恥ずかしい…。
文章もイラストも魅力的で、
このページだけずっと眺めていたくなる、暖かさ!


実際働き始めていても、デザインについては知らないことばかりですが、
今回この展示で、デザインの楽しさや表現の幅の広さ、奥深さを改めて知ることが出来、
大変貴重な体験になりました!

そんな『祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ』の詳しい内容はコチラをご覧下さい。

2016/03/14

OCEANUS Style Magazine BLUE MOTION 創刊。


こんにちは、アンテナスタッフのふくだです。

本日はお仕事のご紹介です。

CASIOの時計ブランド『OCEANUS』のWEBサイトにて、
新たにWEBマガジンが創刊されました!

その名も、"BLUE MOTIONS"。
大人のためのライフスタイルWEBマガジンとなっています。

弊社ではそのTOPを飾るビジュアル、記事TOPビジュアルなどのデザインを担当しています。

TOPビジュアルでは"Mr.OCEANUS"として、
東京スカパラダイスオーケストラの谷中さんがご参加くださり、
大変男らしい、渋さ溢れる素敵なビジュアルに仕上がっています!

"BLUE MOTIONS"はスマートフォンやタブレットにも対応しているので、
ちょっとした時間でもゆったり読むことができます。

これからどんどん記事が更新されていくと思いますので、
みなさま是非ご覧ください!



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